悲報…。レーシングカートのスキルは箱車で活かせへんの!?

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レーシングカートで身につけたスキルを箱車では役に立つのか疑問に思う人おるんちゃうかな？反対にレーシングカートでドラテクを身に着けたいって人もいると思うけど、実際どうなんか紹介するで。

箱車乗りがレーシングカートに乗ったら、自分の箱車にレーシングカートのスキルを活かせるんかってことやな。車の定義はタイヤが４つついてることやな。その点でいえばレーシングカートは車の分類やねん。

けど、そこから「町乗り車」「サーキット車」に枝分かれになってるで。この時点で町乗りのスムースな走行を目指す人はレーシングカートのスキルは活かせへんわ。

もし活かせるなら、「高速道路で前の車がスリップする瞬間を気づくことができる」くらいちゃうかな？

カートは前を走るマシンの動きが敏感になるから、乗用車を運転してても前を走る車の動きは簡単に理解できるで。

前の車がスリップしかけても即座に回避ができるねんで。

レーシングカートにはサスペンションがないし後輪が同時に動くしタイヤもハイグリップやねんな。それに加えてエンジン性能も高いねん。

ドラテクのジョンが乗るYZ125っていうミッションカートは、６速シーケンシャルで125CC。それで39馬力あるねんで。カートの車重は89kgでジョンの体重60kgを足すと149kg。149÷39でパワーウェイトレシオは3.82kg/PS。

日産のＧＴーＲ　Ｒ３５は、480馬力あって車重が1740kg。1740kg+ジョンの体重60kg÷480＝3.75kg/PS。

Ｒ３５とレーシングカートはほぼ同等の動力性能やねんで。レーシングマシンっていってもええほどやで。サスペンションがないからタイヤのグリップ力が肌感覚で感じ取れるようになるで。

「タイヤが温まってるからもっと奥でブレーキしてコーナー速度も高めでも曲がれるかな。」レーシングカートを扱いこなせることでこういうことがわかってきて箱者でもサーキットで活かせるようになってくるで。

だからハイスピードに慣れる、挙動を理解する、抜かし方、精神力を上げる、体力をつける、タイヤの限界を知る、危険回避、これらを格安でスキルを身につけれるのが特徴やな。

レーシングカートを乗る上でのデメリットもあるで。それは運転が雑になること。ハンドル操作、アクセルワークが雑になるねん。

箱者をカーブを曲がるときステアリングをゆっくり切るけど、レーシングカートはキュキュっと箱者の1/10の早さでハンドルを切るねん。それだけクイックに動くってことやな。

それにサスペンションがないからタイヤの横グリップを上手く体重を乗せてコーナーを曲がっていくねんで。だからカートが上手い人がコーナーを曲がると「ココココ」って音がタイヤから鳴るのはこのせいやねんで。

ステアリングを素早く切ったときのレスポンスが早いのに慣れたら箱車乗る時に結構困るねん。レーシングカートはステアリングを切った時のレスポンスが速いけど、箱車はもっさりしてる感じ。だから箱車のレスポンスのタイミングに慣れるのに時間かかんねんな。

そのことをしっかり理解しておけば、サーキットを走る箱車乗りの人はレーシングカートのスキルを活かせるで。

レーシングカートのスキルは箱車で活かせへんの!?